まだ見ぬ景色を求めて(コロナウイルスが収束したらやりたい"おもしろ走"4つ)
昨年(2020年)から、日本国内でもコロナウイルスが流行している。
その影響で、エントリーしていたマラソン大会は、ことごとく中止となった。
さらに世間の自粛ムード、マスクの着用ほぼ義務化により、遠征もしにくくなった。
なので、最近はご近所ばかり走り回るようになっている。
家スタート家ゴールは、スタート地点まで移動しなくていいし、帰りの心配もしなくていい。
ゴール後はすぐ休めるし、他のことにも時間が使える。
なので、これはこれでいいのかなと思っている。
……でも、やっぱり月に1度は遠くの地で、自由に走りたいというのも事実である。
前置きが長くなったが、
コロナウイルスが収束したらやってみたいことを、
"おもしろ走"の観点から、4つ計画しているので記す。
ちなみに"おもしろ走"とは、
「こんな冒険したら面白そうじゃないか?!」をモットーに、タタハムがひとり自主開催する旅のことである。
(基本はランニングがメインだが、自転車だったり徒歩だったりラン以外の移動手段もあるので、「走」と言いつつも「旅」という表現が正しいかも)
【ツールド・荒川 ーリベンジー】
距離:173km(川の長さ)+甲武信ヶ岳山頂まで
行程:1泊2日。ロードバイクと徒歩
埼玉から東京へ流れる川、荒川。
最下流となる東京湾からスタートし、原則川沿いをロードバイクで走る。
途中から登山道に入り、そこからは徒歩(又はラン)で、水源とされる甲武信ヶ岳の山頂を目指す。
2015年に挑戦したが、"荒川起点の碑"で撤退。
敗因は、2日目の出発時間が遅かったから。明るいうちに帰れそうになかったので途中で引き返したのである。
このコース最大の難所は、"荒川起点の碑"から更に進んだ「真ノ沢林道」だと思う。
"荒川起点の碑"から甲武信ヶ岳への最短ルートなのだが、既に廃道となっており、登山地図にも載っていない。
ヤマレコや他のブログなどで最新の情報を調べるが、結局は踏み込んでみないと分からない。
ひとりで踏み込むのは危険そうなので迂回したほうがいいのかもと……この企画を思う度に悩む。
↑荒川起点の碑。ここで撤退。
【埼玉県横断ウルトラ遠足 ーリベンジー】
距離:約156km
行程:2泊3日。徒歩&ラン
埼玉県三郷市からスタートし。長野県の県境となる秩父市、三国峠をゴールとする埼玉県横断企画。
2017年に挑戦するも、出発前にしたウ〇コによりイボ痔が露出。
お尻の痛みが改善しなかったため、1日目完走後にリタイア(その後、2日ほど尻の痛みに苦しめられる)。
天気も悪く、罰ゲームそのものだった。
3日目から山の中に入っていくため、補給食は必携。
あと、地味に心配しているのは完走後のこと。
完走後は、長野側のバス停まで移動するのだが。
バスは本当にくるのだろうか……(こないと最寄り駅まで約14kmの道のりが待っている)。
とりあえず、暖かい季節に再挑戦したい。
【千葉県横断ウルトラマラソン2 ~若気の至り VS 経験豊富なおっさん~】
距離:約106km
行程:1日。徒歩&ラン
タタハムが自主開催した、はじめてのフルマラソン以上の企画が、
2013年の「千葉県横断ウルトラマラソン」である。
(当時、"おもしろ走"という名称はまだなかった)
なんやかんやで頑張った結果、14時間8分44秒で完走できた。
ゴール手前で偶然流れていた、ゆずの「栄光の架け橋」が、当時の心境と相まってなんとも思い出深い冒険となった。
あれから数年が経過した、今の自分に問うてみる。
「今のタタハムは、昔のタタハムに勝てるのだろうか?」
……再び決行したい動機は、それだけで十分だ。
・スタート地点(松戸市 江戸川)
・スタート時間(午後10時)
・ゴール(銚子市 犬吠埼灯台)
上記3つは同じ条件とするが、装備やコースは改善して挑む予定。
今までの経験値から、装備はより軽量に、コースも短くなると思われる。
長距離になればなるほど天候や気温など、様々な環境要因の影響は受けるものの、
理論上は今のタタハムが勝つ。否、勝たなければならない。
若気の至り VS 経験豊富なおっさん
勝つのはどっちだ?
↑2013年「千葉県横断ウルトラマラソン」の道のり
【ひとり箱根駅伝 VERY HARDモード】
距離:217.1km(全10区間)
行程:48時間以内。徒歩&ラン
2015年。1泊2日のひとり箱根駅伝~往路の部~をやった。
おこなった時期は年末だったので、各中継所の看板がでかでかとあった。駅伝やってる感があった(ひとりだけど)。
完走後はもちろん、箱根温泉をたっぷり堪能。
で、往路終わった次は復路かなーと思った。
けど、わざわざ箱根まで行って東京ゴールって、なんとなく味気無さを感じた。
……そもそも、箱根駅伝って2日かけて走るんだよな?
なら、真の箱根駅伝完走とは、2日で全区間を完走することではないか? という考えに至った。
さすがに本物の箱根駅伝のスタート時間にあわせると、2日じゃ絶対無理なので、
特別ルールで午前0時スタートとする。そこから48時間以内に全区間走破とするのが現実的か。
制限時間48時間って、確かUTMFと同じくらい? まあ全区間舗装路だし、街中なので補給にも困らないはず。
200km走ることを想像するのは、それこそ面白いけど、実際やるとなると話は別。
……別なのだが、幸い(?)つらい感情は記憶にしか残ってない。つまり、当時感じていた痛みや苦しみは、本当の意味で忘れてしまっているのだ。
なのでタタハムは、同じ過ちを繰り返すのである。
恐らくこの企画が、現時点でタタハム史上最も面白い、"おもしろ走"になるであろう。
いつか決行できる日を信じ、今日もご近所を走り回る