JR京葉線マラソン
2018年2月9日(金)
JR京葉線マラソンをやりました。
路線シリーズでいくと第2弾になります(第1弾は山手線マラソン)。
スタートは東京駅。ゴールは蘇我駅。計17駅。
Wikipediaによると、東京~蘇我間は43kmらしい。
ということは、距離は少し迷ったとしても45kmくらいか?
山手線一周は約40kmだったので、ちょうどいいレベルアップだ。
・前準備
スマホでよく写真を撮っていたが、最近バッテリーの調子が悪い。
走ってる最中に電池切れになるとショックなので、今回はデジカメ(LUMIX DMC-FT25)で撮影することにする。
地図を見て迷いそうな場所がないか確認。
最初の越中島駅、潮見駅はいくつか人口島を渡っていくので注意するとして、
新木場駅まで出ればあとは迷うことなく行けそうだ。
補給食は、
アミノバイタル ゼリードリンク 2本
カロリーメイト(チョコ味) 1箱
飲み物は現地調達とする。
・当日(走った感想)
09:00ちょうどに東京駅をスタート
4駅目の潮見駅までは道に迷わぬよう慎重に行動する。
5駅目の新木場駅までくれば、あとは基本的に真っ直ぐ進むだけ……と思いきや、思ったより道に迷った。
迷ったというかなんというか、京葉線の高架橋は目視で確認できるのだが、歩道が片車線しかなかったり(荒川ら辺)、車道と同じように真っ直ぐ進めないところもあった。
線路を真ん中に北側を走るか南側を走るかも迷った。
高架橋の柱の間から海が見えた。天気がよかったので、遠くのビル群も見える。
「もしかして、今遠くに見えてるビルのところまで走らんといかんのか……」と思った。
9駅目の市川塩浜駅を通過後、自販でホットココアを購入。
飲みながらカロリーメイトを食す。
タタハム的に次の二俣新町駅が中間地点かと思ったが、この地点で約22km。
「え? これ本当に45kmで終わるの?」
13駅目の海浜幕張駅付近にてポカリスエットを購入。
学生をちらほら見かける。汗臭いので、女子高生には接近し過ぎないよう注意する。
15駅目の稲毛海岸駅を過ぎてから(約42km地点)脚がつりはじめて大失速。
ここまで主食がアミノバイタル2本とカロリーメイト1箱だったので、明らかなエネルギー不足である。
16駅目の千葉みなと駅からゴールの蘇我駅にかけて、脚のつり具合が悪化。
ラストスパートをかけられなくなってしまった。
ちょぼちょぼ走り、ときどき歩きながら進んでいく。止まるとつりそうになるのでとにかく動く。残り数キロが長く感じる。
17駅目。ゴールの蘇我駅が見えた。感動。
どこをゴール地点にしようか悩んだ結果、歩道橋を上った先にフィニッシュゲートが用意されていたので、そこに決めた。
蘇我駅に用意されていたフィニッシュゲート。
JEF UNITEDとやたら誤字が目立つが、まあいいだろう。
ガーミンによると東京からここまでの距離は50.07km(多少の誤差はあると思います)。
京葉線は43kmと聞いていたが、どこを迷ったらこんな数字になるんだ!?
ゴール後はお待ちかねのお風呂タイム。
しかし、銭湯からタタハムのところへやってくることはないので、人力で移動しなければならない。
距離は約1.6km。通常のタタハムであれば徒歩でも20分あればたどり着く。
余裕だったら走る計画だったが、全然そんなことはなかったので歩く。
銭湯を目指す前にまずは水分補給と思い、コーラの自販を探した。
しかし、すぐ見つからなかったので、がぶ飲みメロンソーダを購入。
座って少し休む。日差しは暖かいが風は冷たい。早くお風呂に入りたい。
歩き始める。
もう大丈夫かと思ってたが、歩き始めてすぐに脚がつってきた。
やばいやつがきた。
ふくらはぎを握りつぶされるような激痛。
マラソン大会の会場だったら自由に(?)倒れたり叫んだりすることができるのだが、
ここはただの住宅地。恥ずかしいので声も上げられず、道路なので倒れることもできない(こんなところで倒れたら、事情を知らない人を驚かせてしまう)。
痛みをこらえながら、ガードレールに捕まる。
傍からみれば、いきなり立ち止まってストレッチをはじめる汗だくランナーに見えたはず。
風が冷たい。足痛い。進めない。
とても惨めな気持ちになった。
寒空の下、歩いては止まり、歩いては止まりを繰り返す、地獄の1.6kmとなった……。
銭湯(笑がおの湯 千葉寒川店)にたどり着いたとき、今度こそ本当のガッツポーズ!!
・まとめ
走りながらよく思っていたのが、
「言うが易し 行うは難し」だった。
やたら長い距離を走った経験があると(100kmとか)、自分の力を過信してしまうところがある。また、前回の山手線マラソンは結構快走だったので、今回も「大会に向けていい予行練習になるだろ」とか「海沿い走れるなんて最高だ」くらいの気持ちだったが、心身ともにつらかった。脚もやばいほどつった。
お尻(イボ痔)の調子は良いんだか悪いんだか、
後半気になってはいたが、風呂に入いれば治っていく。次の日にはほぼ完治した。
40km超える距離だと、こまめな補給が大切。寒くても。
さて、次回の路線シリーズはどこになるのだろうか。
つづく